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乳がん治療と乳房再建、そしてこの病気からどんなギフトを得るのか?自分の体験を通して、病気とは人にとって何なのかを観察記録していきます。


by holyqueen
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マリアのビートル。

今回、入院する前日のこと。


買い出しを終えて
スーパーの駐車場に戻った。
暑い日だったので
窓は2センチほど開けていた。

席に座ると
何かが腕を這っている感じがして、
思わず振り落とす。

リヤシートの窓の外を見ると
テントウムシがガラス窓越しに歩いていた。
あれ?これだったのかな。
いつの間に外に出たのだろう?と思っていると、
夫が「あ」と声を上げ
テントウムシを窓の外に出すところだった。

わずかに開いた窓から、
テントウムシが入り込み、
さらにもう1匹が窓の外を散歩していたのか…???
そんな偶然ってあるのか、と思った。

スーパーの駐車場なので
もちろん樹も生えていない。
町中の、通り沿いにあるふつうの駐車場である。

なんだか不思議な気持だった。


そして、オペの日の朝。
早く起きて院内の庭や近くを散歩する。

小学校の脇の桜の木の下に腰掛けて
ぼーっとしていると。

アタマに何か止まったものがあった。

…またもテントウムシだった。

さすがにこの短い期間に3回ものテントウムシに
お目にかかるとは。

帰ってきて、
調べてみた。

昔、ヨーロッパで農作物が害虫の被害にあったとき
農民がマリアに祈った。
するとテントウムシが現われ、害虫を駆除してくれた。
それ以来、テントウムシは
「マリアのビートル」と呼ばれ、
病を癒し、幸福の象徴となったという。


…なんだかもう充分な答えをもらったような感じになった。


ダブル・キャンサーになってしまったことは
大きなショックだったけれど、
今回の大腸がんを
早期で発見できたのは本当にラッキーだった。

というよりも
サインをもらえたことは
護ってくれている存在がお知らせをしてくれた、
と思えるのです…

死んだ父なのか叔父なのか祖母なのか
神サマなのかわからないけれど、
サインをくださって
ありがとうございます。
そして、病の兆候を出してくれた
自分の身体にも感謝。


検査結果の出た後は
しばらく腑抜けになっていたけれど、
やっと切り替えつつある今日このごろです。

それから、
コメント欄にお見舞いのコトバをいただいた皆様、
本当にありがとうございました。

感謝の気持で一杯です。





☆☆☆☆☆☆☆

いつも読んでいただいてありがとうございます。
がんのこと、がん治療のこと、
そしてあらゆる病気から得られるギフトについて
もっと多くの方に知ってほしい!ので
ぽちっと押して下さるとさいわいです♪



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by holyqueen | 2009-06-19 21:36 | カラダとスピリチュアリティ