人気ブログランキング | 話題のタグを見る

乳がん治療と乳房再建、そしてこの病気からどんなギフトを得るのか?自分の体験を通して、病気とは人にとって何なのかを観察記録していきます。


by holyqueen
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

回復の経過と、ごほうび。

10月末で
最初の乳がん摘出手術からまる2年。
(その後も3回のオペをやりましたが)

2年とは思えないくらい、
いろいろな体験をした。
つらいことも、
嬉しかったことも、
奇跡的なことも。


そして今年の大腸がん摘出からは
4ヶ月ほど。

気力と体力が(恒常的に)戻ってきたなあ、と思えたのは
今年の6月くらいからだった。
(ほぼ1年半はかかっているというわけです。)

それでも、
動きたい、
何かをしたい、
という気持が高まっても
身体はなかなかイエス、と言ってくれない。

なので
体力と気持の間に齟齬ができ、
それでココロが揺れ動いたり
落ち込んだり
という日々を
この春まで体験してきた。

(とはいえ、オペの合間も
ほそぼそと仕事は続けてはきていたし、
病気でそれに支障を来すこともなかった。
まあ、常勤の仕事でなかったからというのも
大きいと思います)

けれど、
気力のでない状態は、とてもつらかった。

動きたくても動けない、ということもあったし、
気持は焦りを感じていても
身体はまだまだ回復していない、というメッセージを
ところどころで送ってくる。



動き始めたい、というエネルギーが
出口を失い、
身体の中でぐるぐるするしかない。

そういう状態が鬱状態である、
という文章を
昔田口ランディのエッセイで読んだことがあったが、
それに近いものだったのかもしれない。

がんに伴うメンタリティの問題は
デリケートなことなので
お書きになっている方も少ないと思うが、
自分の経験からでは
あきらかに
メンタリティと体力や気力は関係している。


それがやっと抜けたかな、と思えた6月以降。

たまたま見つけた記事で、
Kirk Frankllinの来日を知った。

そしてクワイアのメンバーにも情報を送り、
すぐにチケットをとるべく動き始めたのだった。


今日は疲れましたので、
また明日…
☆☆☆☆☆☆☆

いつも読んでいただいてありがとうございます。
がんのこと、がん治療のこと、
そしてあらゆる病気から得られるギフトについて
もっと多くの方に知ってほしい!ので
ぽちっと押して下さるとさいわいです♪



にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へ
by holyqueen | 2009-09-18 02:06 | ゴスペル