乳がん治療と乳房再建、そしてこの病気からどんなギフトを得るのか?自分の体験を通して、病気とは人にとって何なのかを観察記録していきます。


by holyqueen
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働き方は生き方、かな。

ちょっと忙しくなり、
ひさしぶりの日記です。

わたしの仕事は自由業のようなものなので
フルタイムではないけれど、
ひとりでやっていることゆえ
やらねばならぬことが同時期にかたまったりすると
そのときはめちゃくちゃ忙しくもなる。

また、仕事柄ゆえ、
心身のバランスを崩されている方にも
多くお会いする。

病を経過して、
自分自身の仕事の仕方を振返ることは
大きな課題のひとつでもあった。

先日、以前勤めていた
野戦病院のようなクりニックでの
(命に関わるような危機的な状況で生きて来た方が多かったので…)
同僚と久しぶりに会った。

ひとりは慢性疾患を抱えていて、
完治も見えず、服薬は一生続く。
また、更年期でもあるので
ホットフラッシュや中途覚醒、動悸などの症状があると話してくれた。
体調もあまりよくはないし、そうすると不安になるのよね、と。
(中途覚醒と動悸に関してはツムラの16番で非常に改善されたそうです)

そんなこんなで、
ちっとも完璧でも健康でもない私たちだが、
患者さんの持ってくる重いものは
やっぱり身体にも影響出るよね、
とか言いながら
この仕事をやめる気持がないのも
暗黙の了解だった。

もう、率先して野戦病院で勤務するつもりもないし、
そんなふうに仕事をしたら
自分の身体への影響が大きいのも分かっている。

ましてや競争原理、経済原理の中に
巻き込まれて生きることもできないし、しない。
(そしてそれは今の社会では
落伍者と見られるのだろうけれど、
それもどうでもいいことと思っている)

共通の友人で
自死してしまった同僚の思い出話をしつつ、
とにかくいつどのように死のうが
生きることを全うしないといけないよね、
と話した。

今ここを生きること。
自分自身の身体で感じることを
できる限りキャッチすること。
アタマの論理で自分をねじふせないこと。
社会の(組織や会社も含め)流れは経済と共に変化するものだから
それに流されないよう、
自分の感覚を失わないこと。
何だかおかしいな、と感じることを忘れないこと。

などをベースにやっていくんだよなあ、
とあらためて思った。

今までの付き合いの中で
独身で仕事をバリバリこなしている
キャリア系の友人も多いし、
出産して以来長い間専業主婦という友人もいるけれど、
正直なところ、
どちらのリアリティも
今のわたしには遠い感じがしていて
久しぶりの同僚とのひとときは
さまざまなことを考えさせてくれ、
自分を見直す時間となった。
それは、病とつきあいつつ
仕事を続けているひとだからこそ
できた話だったとも思う。

おそらく、
死ぬまで働く。
というより働けるだけ働くつもりでいる。
わたしの仕事が誰かの援助になるならば、
それは無上の喜びでもある。

根を詰めるとか、無理を重ねたりとか、
自分を追い込まずに
広い意味での「豊かさ」や「知恵」や「喜び」を
自分にも周りのひとにも
もたらしてくれるひとつの方法として、
これからも続けて行くんだ、と。


そしてこういう病を経過して得たことが
(今も健康状態への不安はあるけれど、それでも)
自分の仕事に広さと深みをもたらしてくれますように、
とあらためて思います。


いろいろなことや、いろいろなひとを思い起こしながら
苦しくても、生きるということは
やっぱりすごいことなんだなとしみじみ思った。


生きることを全うしましょう、みなさま。



☆☆☆☆☆☆☆

いつも読んでいただいてありがとうございます。
がんのこと、がん治療のこと、
そしてあらゆる病気から得られるギフトについて
もっと多くの方に知ってほしい!ので
ぽちっと押して下さるとさいわいです♪



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by holyqueen | 2010-04-17 17:38 | 予後と仕事のバランス