乳がん治療と乳房再建、そしてこの病気からどんなギフトを得るのか?自分の体験を通して、病気とは人にとって何なのかを観察記録していきます。


by holyqueen
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<   2010年 09月 ( 3 )   > この月の画像一覧

久しぶりに怒りました

足指骨折をして、
週1で行っている
仕事先のひとつを、2回休んだ。

こういうとき、
身体を使う仕事はまったく無理が出来ない。

今週復帰で、おそるおそる
通勤ラッシュ時に乗車。
指先を締め付けられないので
サンダル履きで、
杖を使いながら歩く。
心優しき方が席を譲ってくれた。
シルバーシートではありましたが。

勤務先に着き、
通用口から入ろうとしたとき
あとから来た入院患者さんとドア口で
一緒になった。
最初のドアも、二つ目のドアも、
先回りして開いて待ってくれた。

仕事場に入り
スタッフに挨拶をすると
そのスタッフが
「こういうことをお伝えするべきか
どうか分からないのですが…」と前フリして話し出す。

(2回目の朝、出かける支度までしたものの
通勤は電車2本とバスを乗り継ぎ、ほぼ立ちっぱなしで2時間弱かかる。
やはり痛みがひどかったのと
この状態で身体を使った仕事は無理、と判断して
休みますと連絡したのだが)
それを聞いた臨床心理士の女性が
「信じられない!何それ!」と怒り出し、
他のスタッフにちょこちょこやすんで困る、
などと文句を言っていた、と聞いた。

最初はびっくりし、
そのあとに怒りが湧いて来て、
そして最後には悲しくなった。

ではあなたはケガとか病気とか
ゼッタイしないのかな?
しても仕事を休まないのか?
と小一時間、問いつめたくなった(笑)

というか、
かりにも臨床心理士という
ひとの心の病に向き合う立場の人間が…
と思うと、
本当に絶句する。
いや、それ以上にひととしてどうなのか?
とまで思ったのは事実。

確かに職場環境はかなりひどいが、
だからといって
その怒りを何にでもぶちまけるという態度は
最も恥ずべきことと思う。

そしてその怒りのとばっちりが患者さんに行かないように
我々自身が充分に気をつけて行こう、
と毎回話しているのに。
何よりも、怒りや不安や絶望を抱えた方達を対象にしているのに。

セッションのときも
患者さんが気遣いのコトバをかけてくださった。

指と言えど
骨折は確かに不便であり、
歩き方や身体のバランスが変わるので
長時間歩くと
翌日に変な疲れや筋肉痛が残る。

でもがんに比べたら『屁』のようなものだ。
コトバは悪いけれど。
なんか、そう思う癖がついてしまったのも
確かだけれど(笑)

ちなみにその臨床心理士に
「ご迷惑をかけました」と言ったら
「いえいえどういたしまして。
大変ですね〜」と
目を合わさず(笑)いつもの作り笑いを返して来た。

いつか、
機会をあらためて
きちんと話そうと思う。

たぶん、ちょっとイヤミも言うかもしれない。

「あんたは今すぐ治療者やめろ!」とも
言ってしまいそうです(笑)

とはいえ、
最近別の場所で仲良くなった方から
お護りに、と四億年前の(!)塩の結晶をいただいた。

温かい気持を届けてくれて、
ほんとうに嬉しかった。

いいことにフォーカスをあてていこう。と思います。


☆☆☆☆☆☆☆

いつも読んでいただいてありがとうございます。
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by holyqueen | 2010-09-30 23:55 | 日々の雑感。

今年のRFL in 新横浜

前回の日記でも書きましたが、
リレーフォーライフで
今年もゴスペルを歌って参りました。


19時本番の前に
15時から2時間40分くらいのリハーサル。

その最後に、
クワイアのメンバーに向けて
なぜ出演することになったか、
という関わりを話しました。

父ががんで他界した4ヶ月後に
自分も告知されたこと。
初めて自分のこととして「死」と向き合ったこと。
そんな混乱状態の中で
ゴスペルとの関わりがとても深くなったこと。

さらりとかいつまんで話したつもりだったけれど、
自分の声も少し震えていたし、
それを聞いてくれたメンバーの中から
鼻をすする音が聞こえた。

さまざまな場面でカミングアウトはしてきたけれど、
返って辛い目にあうこともあり、
話すことには逡巡があったのも事実。


でも、
わたしのことだけでなく、
「がんは切れば終わるものではなく、
そこからが勝負」ということにも少し触れ
(あまり知られていないから)
今つらい治療をしているひとたちのことを思い、
エールを届けたい、
という気持に
メンバーの中の方も共感してくれたのでは、
と思っています。勝手にですが。


クワイアディレクターも
サバイバーであるので
そのあとに実感のこもった言葉を添えてくれた。


そして本番に臨む。

日はとっぷりと暮れ、
広いグラウンドには、
亡くなった方への思いや、
闘病中の方の思いが
描かれた灯籠(ルミナリエ)が並んでいる。


今生きていることへの感謝の歌、
どんなにつらいことがあっても
あなたは絶対にそれを乗り越えられるという歌、
わたしは亡くなってもタマシイはそこにいるんだよ、という歌、
など、
7曲を歌う。


途中で少し MCもさせてもらった。


終わって、グラウンドに出たら
治療仲間が来ていて、少し立ち話。
久しぶりに会え、元気そうで嬉しかった。

歩き始めたら、
声をかけてくれた女性がいた。
「輝いていましたよ」と言って下さり、
とても嬉しかった。

そして、
お互いの病気のことを話し
来年、またここで会いましょう!
と約束して別れた。


今回は足指骨折をしていたので
思うようなパフォーマンスも出来ず、
悔しい気持もあったけれど、
迷う気持の後押しや
現実的なサポートをしてくださったみなさまのおかげで、
無事に終えることが出来ました。


そしてRFLのスタッフの皆様、
参加グループの皆様、
本当にありがとう&お疲れさまです。

夜通しの作業なので
どうぞ
風邪など召しませぬよう。



ステージに椅子まで用意して、
歌の合間では座っていたけれど、
アップテンポの曲では
やっぱり踊っちまったぜ、自分…

そして今年もルミナリエの写真、
取り損ねた…



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by holyqueen | 2010-09-19 15:52 | ゴスペル
昨年、 お話をいただき
実現した
リレーフォーライフでのゴスペルライブ。

今年も新横浜のリレーフォーライフに
クワイアで出演し
ゴスペルを歌わせていただきます。
感謝。



昨年の参加時。
日が沈み、
それぞれに祈りや鎮魂のコトバやイラストが描かれたルミナリエに
灯りが灯り、
空に月が浮かんで。
そこに皆の歌声が静かに溶けるように
響いて行った風景は、
今も強く印象に残っています。

ダンスでも歌でも、
「自我」を超えたところで
ひとつになっていく、
というのはこの上もなく気持がいい。

そういう瞬間が、
所属するクワイアでも
まだほんの少しだけれど
感じられるときが出てきた。


そして、
サバイバーである自分としては
やはりリレーフォーライフは
特別な意味合いを持つイベントである。



…が、
金曜の夜に
足指を骨折してしまった。

すぐに救急に行き処置。
右足薬指基折骨骨折で
最低1週間の安静。

テーピングで固定し、
骨が接合するのをじっと待っております。

全治には1ヶ月半ほどかかるとのこと。

松葉杖を借りて来て
外出時には使っているが、
不慣れなため疲弊もする。

ホルモン療法で
骨密度が低くなっているのを
3月の検査で確認していたが、
折れたのは、
そのせいもあるかなあ。

問題は直りの速度だ。
加齢とともに、回復力も落ちているのが通常だ。

日曜からは
大学時代の恩師を囲んでのゼミ旅行もあったのだが、
当然キャンセル(泣)
これは致し方なし。

でも、18日土曜のステージに出られるかどうか…

医者は当然のように
やめておいたほうがよい、と言うが…

とりあえず、
木曜の診察で
再々レントゲンを撮り
接合具合を確認して
それ次第で考えようかと。

ステージに立ったら
何事もなかったような顔をしてやってしまうことが
むしろ自然な自分なので
そうしてしまいそうで怖いのですが。

アップテンポでステップを踏んだり、
クラップしたりする曲もあり…


松葉杖でステージというのは
どうなんだろうか?


悩む。


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by holyqueen | 2010-09-12 20:47 | ゴスペル