乳がん治療と乳房再建、そしてこの病気からどんなギフトを得るのか?自分の体験を通して、病気とは人にとって何なのかを観察記録していきます。


by holyqueen
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ゾラデックス最終日。

本日は待ちに待った、
ゾラデックス24打目、最終日だった。

病院に着くと
いつもより待合室が込んでいて、
2時間ちょっと待ち…というところだろうか。
たくさんの患者に対応してきた我が主治医は
疲れも見せずに対応してくれた。
こちらから何か言う前に
「最後だね!」と(笑)

ゾラデックスに感謝はしているけれど
もうお世話になりたくはないですよ…

来月の診察で今後の方針や計画がきまると思う。

終わって、
いつも漢方を処方してくれた
腫瘍内科のDr.にも経過を報告。


帰り際にバッタリ知人に会った。
病院で知り合ったわけではなく、
あるところでお会いしていたのが
たまたま主治医が一緒だったことが分かり
治療談義などしたが、
彼女は
9年前に温存・リンパ切除ののち、
ホルモン治療5年がすんでから
骨転移したという。

標準治療の他にも
保険外治療、東洋医学などをやっているという
話をする。

ステージも治療内容も違うけれど、
治療が奏功するのも
ほんとうにタイミングですね、というところに
話が落着いた。

誰かに奏功した治療でも
体力や治療の状況など、さまざまな
タイミングが合わなければ
それが効くとは限らない。

甥の例を考えても、
(白血病は治癒した、と言われていたのに
肺炎で落命した)
タイミングも運もあるのだろう、
とやはり思う。

私よりも長く治療を続け、
身体を張って仕事を続けている彼女を思うと
なんだか
ゾラ終わりっ!!と浮かれそうな気持も
ちょっとしぼんだけれど、
とても他人事とは思えないし、
だからこそ
こうしてまた今日という一日を
与えられているということの意味や
そしてまたあらためて
この病とのおつきあいは一生もんだよなあ、
という感慨に耽った。
今年は特に周りで亡くなった方も多かったので…

それでも、
ゾラデックスの終わりは
自分にとって、
ひとつの区切りであることは確かなこと。

この2年の経過を思うと
がんばってくれた自分の身体もありがとう、だし
ダメダメな状態を支えてくれたツレや
さりげない気遣いをして下さった友人達、
エールを送っていただいたり、
さまざまな情報を教えてくれたブロ友さんたちに
感謝です。



「悪いこと」というのも
そのときの受け止め方であって、
どんなにひどいと思えることであっても
自分がその中に
何を見つけて学べるかで
受け取り方が変わってくる、
というのが
ここ4年ばかり
大変なことの連続だった中から
得たことでもある。
もちろん、時間はかかるけれど…


未だ続く
ゾラデックス後特有の
頭痛はまだ続いていますが、
それをしみじみ味わいながら(笑)
明日に向かい歩いて行こう、と思います。


どんな明日であっても、ね。



☆☆☆☆☆☆☆

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by holyqueen | 2009-11-10 22:04 | ホルモン療法
ゾラデックスも
残すところ2回となった。

が、注射をしたあとの
アタマが締め付けられるような痛みは
変わらずにある。
今回は腹痛も少し。
(これはゾラのせいか分からないが…)

それでも以前ほど気にならなくなったのは
総体的に体調がよくなったからなのだな、と思う。

この暑い最中なのに
2~3日、
術側の右胸の筋肉が
収縮するような痛みがあった。
主治医に聞くも、原因不明。

ゾラデックス終了後は
一月後にモニタリング。
その際に今後の投薬をどうするか考えよう、
とのことだったけれど、
ノルバテックスを副作用により中断したので
それを復帰させる可能性は薄い、と主治医。


投薬が終わっても
しばらくは薬の影響が残るはずだが、
その後の自分の身体の状態を
きちんと確かめて行こうと思う。


☆☆☆☆☆☆☆

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by holyqueen | 2009-08-19 19:13 | ホルモン療法
病院への道を歩く。

川沿いの道には桜並木がある。
季節が変わるごとに、
桜のたたずまいも変わる。
その変化に、
自分の病とのつきあいの年月と
心身の変化を重ね合わせる。

待ち時間の間、
病院の隣の公園の緑を眺める。

通院開始から
3回の入院の際も
その後も
何度も見ている場所だけれど、
いつ見ても
感じることが違う。

全摘オペのあと
公園の緑と西の空の太陽を見ながら、
涙がとまらなくなったことを
今でもありありと思い出す。


…と感慨に耽ったあと、診察へ。


今日の主治医は何か「いいことがあった!」とのことで
嬉しそうである。
「何があったのですか」と聞くと
「言わない!」と嬉しそうに返す。
感慨ぶちこわし(笑)

診察の最初に、
先の予約日を決める。
今回は11月の予約分。
そしてこれは最後のゾラとなる。
ノルバテックスについては
投与初期に副作用がひどく、
服薬をやめていたが
今後はホルモンの状態を見て
決めましょう、ということになった。

ゾラの副作用も今はみごとにない。
最初の手術の後は、
心身ともにいろいろな影響があったからでしょう、と主治医。
本当にそうでした。
そして身体も慣れてくれたのかもしれない。

つれづれに、
自分がこれから勉強しようと思っていることなど話す。
そして(主治医はクリスチャンなのだが)
なぜクリスチャンになったのか、訊いてみた。

一番大きなきっかけとしては
遠藤周作さんに会ったこと、とのこと。
クリスチャンになったのは医師になってからであり、
いろいろな経験から「魂を考える」必要があったから、
という意のことを話された。

私がこれから学ぼうと思っていることも
まさにその分野なので
質問を投げかけてみたのだが。
やはり何らか、深い体験をされたのだと思う。

生死に関わる仕事をしていると
魂について考えざるを得ない。
心理学的な視点だけでは
拾いきれないものが多いのだ。
自分も身体と心理を出発点に仕事をしてきたが、
身体のことを追求していくと
タマシイに行き着くのだ、と
ある時期から深く感じるようになった。
そして、がんになってからは
ますますその視点抜きでは生死を考えることはできない、
と思うようになった。
自分自身もがん告知以後、
Spiritual Emergencyの時期を通ってきたから。

…これについては、長くなるのでいずれまとめて書くつもり。


待合室にいたら
MSWのOさんが通りかかり、
こんなフリーマガジンをくれた。
「PINK」というタイトルで、
女性のからだ情報誌、と表紙に書いてあるが
コンテンツは「がん治療を乗り越えるための情報」。

c0154672_218241.jpg


フリーマガジンとはいえ、
なかなか読み応えがある。
内容はWEBでも読めるので、
ここをクリックしてぜひご覧あれ!!

がんワクチン、ケモブレイン、不眠症、ウィッグのケア、サイコオンコロジーなど
幅広く、盛りだくさんの内容です。でも内容は濃い!

そしてOさんへのインタビューも掲載されています。
あ、今をときめく中村清吾Dr.のインタビューとともに。

彼女は先ゆく乳がん仲間でもある。
以前にも紹介したが、
「Hope Tree〜パパやママががんになったら〜」というプロジェクトを
推進するメンバーでもある。
NHK「クローズアップ現代」
の7/27放映でも取り上げられるらしい。
先月の患者サロンのときに、取材に来ていた。

翌日も
シリーズがん(2)
仕事を失うがん患者たち
~がん患者1200人のアンケート~(仮題)
放映予定だそうです。
見逃せませんね。

待ち時間は長かったけれど、
なんだか元気になって帰ってきた。
治療者といろいろ話せるというのは
治療仲間で話すのとは違う良さがある。
そういえば、先月の診察のときも、
治療以外のことで
副主治医と長々と話し込んでしまったのだった。
楽しかった(笑)


そして、病院の敷地のすみっこに、
こんなものを発見!

c0154672_2151325.jpg


…おわかりでしょうか。
スイカ。
ソフトボール大の。

c0154672_21511764.jpg


そしてこちらはナス。
小さい実がなっています。

畑でもないところに、建物の裏に、
なぜナスとスイカが…

謎だ…




☆☆☆☆☆☆☆

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by holyqueen | 2009-07-23 22:01 | 病院治療

ゾラデックス16打目。

昨日は診察日。

家を出るのが遅くなり、
病院に着いたのは12時過ぎ。
なんと、15分ほどで呼ばれた。
最短記録かも…

数えてみたら、
ゾラデックスもはや16打(笑)となりました。
残るは8打…
折り返し地点も過ぎた…(感慨)

主治医に健側、患側ともに
触診してもらい、
その後お腹を出すのです。
ゾラはお腹打ちなので…


先月は注射の後の頭痛も出なかったことを話す。
そしてリュープリン3ヶ月製剤の打診をしてみた。
主治医曰く、
3ヶ月の方が副作用が出る場合は大きく出る。
そして3ヶ月空くと治療中断されてしまうケースもある。
今までもそういうケースがあったので
それがちょっと心配でもある、とのこと。

むむ…
まあ、あと8打と思えばいいか。
月1回、お会いするのもやぶさかではないし(笑)

そして今回も
終了時すぐ出ていた
孫悟空の輪っかを縦にしたような
締め付け感のある頭痛は起こらなかった。

副作用が顕現するときは
夜のゴスペル練習にも行かれなかったけれど。

このまま続きますように、と祈る思いであります。

しかし身体の適応力なのか、
私自身の健康状態がアップしたからなのか、
副作用がないというのが
本当にありがたい。
今のままならゾラ延長もいいわよ〜、という気分だ(嘘)

やはり、
時がいちばんの薬なり。

ミナサマ、がんばりましょう!

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by holyqueen | 2009-02-11 23:09 | ホルモン療法
本日は月1回の乳腺外科受診日。

今回でゾラデックス、12回目。
初オペからもうすぐ1年…

私の場合はリュープリン3ヶ月製剤は可能性ありやなしや?
と主治医に尋ねてみた。
(その方が安いから…)
ゾラデックスの3ヶ月製剤がもっと早く出ると思っていたんだけど、
と前フリがあり、
自分の場合は副作用(抑うつ感、意欲低下、倦怠感)の出現があるので
「あまりおすすめできない」とのこと。
やはり3ヶ月の方がキツいようです。
もちろん、個人差があると思う。
あくまでも自分の場合です。

先月から注射手技料の点数が上がったので
支払いも5,000円弱上がった。
でもこれ以上の副作用は考えるだけでオソロシイので
仕方ないな。

注射をストップしたら副作用も止まるか?との質問には
もうこれだけ続けているので
あまり変わらない可能性がある、と。
そして注射終了後も半年から1年は副作用の症状が
あると考えて下さい、とのこと。

ホルモン療法の道はけっこう厳しい…
さっきミクシイを見ていたら
抗がん剤よりもリュープリンの副作用が辛かった、
という方もいた。

終わって内科のDr.の診察。
こちらでは1ヶ月の経過を話し、
薬を出してもらう。
抑うつ感の原因となった問題から
シフトチェンジすることを決めたら
大分ましになった旨を話す。

自分としては
いろいろな事情を鑑みて
カミングアウトし、
切った後もがんは終わらないということを
理解されなかったことがあり、それが腹立たしかった、と話す。
今はもう仕方ないな、と思うし
自分もこんな経験をしなければ
理解できなかっただろう、と少しクールダウンできましたが。

「本当に想像力の欠落している人っているのよ」、とDr。

ほんとだよ…
でもカミングアウトしたことを後悔はしていない。
「人」が、よく見えたので。

微熱のことを伝え、
血液検査と尿検査。
腫瘍マーカーも(1年やってなかったぢゃないか、
主治医…)調べることに。

ちなみに
本日の待ち時間は
(連休明けということもあり)
2時間45分でした…。
おかげで柳田邦男の「犠牲〜わが息子 脳死の11日」
大分読み進めましたよ。

エコーの新しい機械が入り、
一人一人に時間がかかった模様。

本日もお疲れさまッス、主治医!


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by holyqueen | 2008-10-14 18:50 | ホルモン療法

帰国後の日常

先週、NYより無事帰国。

あちらにいる間も仕事mailのやりとりなどがあり、
一日パソコンに向かっている日もあった。

街を歩いているときにも
そのときの自分が非日常にいる、とは感じられなかった。
NYにいるのも自分の日常の延長、という意識が
なぜだかずっとあった。
あれもこれも体験してみよう、という欲も
あれもこれも買いたい、食べたい、という欲も
思ったより少なかったのに自分でもビックリ。
やはり自分の中の何かが変わっているんだな、と思った。

もちろん、それでも
街を歩いているだけで心地よく楽だった。
(楽しいことばかりではなかったし、寒かった時を除いてだけど)
同時に、
何度も何度も今自分がここにいるのは奇跡だ、
と思え、そのたびに涙が出た。
メディテーションのとき。
ゴスペルを聞きながら。
ふらりと入ったカソリック教会の礼拝で。
セントラルパークの芝生に寝転がりながら。

生まれてから
こんなに短期間の間に何度も感謝の涙を
流すなんて初めてではなかったか?と思う。
そして感謝できることが嬉しかった。

それだけでもよかったんだ、と思う。

いろいろな人と出会えたこともいい刺激になった。


帰ってきて、
もちろん疲れも時差ボケもあったが
その日から仕事(泣)
フリーはつらいっす。
一日も休める時がなく、
時差ボケによる眠気と疲労感が強くなり、
昨日の晩、また抑うつ的になっているのを感じた。

疲れと抑うつ感は大いに関係があるものだから
当然なのだけれど、
やはり
記銘力低下とともに
まだまだおつきあいしなくちゃいけないんだな、
と思う。

今日の診察で主治医に話すと
ケミカルな薬品は習慣性がつくとこわいので
では漢方にしましょう、と
加味逍遥散を処方してもらう。
私の場合は副作用の出方が「典型的」とのこと。

でも、もともとのキャラクター(笑)や
仕事柄もあって、
カミングアウトしていない人には
この1年、私がどんな状況であったか、気づかれてもいないし
がんのことを話した人たちにも
もう何も曇りのないように見えているだろう。

友人に帰国のmailを出したら、
返信にこんなことを書いてくれた。
引用しちゃいます。
『帯津良一氏が、医療は
「生きる悲しみ」を分かち合うことが大切なんだと
いうようなことを言ってた。
前向きなひとは予後がいいと思っていたけど、
人間は本来前向きにはできてないんだと。』

前向き、という言葉は
一般的にはポジティブという評価を受けていると思うが、
大方は自分の中にある悲しみの感情を否認したり、
隠している場合も多い。

本当に、人と人が
悲しみも歓びももっともっと分かち合えることができたら
どんなにいいだろう、と思う。
悲しくなったり、辛くなったりすることも
人間としての当然の感情の一つだから。

ゾラデックス投与、本日7回目。
主治医は「24回のうちの7回が終わったね」と
数にして口にしてくれる。
さりげない心遣いに感謝。

つらいときもあるけれど、
がん治療で揺れや不安を抱えている人のために
自分の体験を活かしながら
自分の仕事で何ができるか、
というプチ野望を抱きつつ
この日々を歩いて行こう。

やっぱり自分の選んだ仕事が好きなんだ、とあらためて思う。

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