乳がん治療と乳房再建、そしてこの病気からどんなギフトを得るのか?自分の体験を通して、病気とは人にとって何なのかを観察記録していきます。


by holyqueen
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前回の日記からの続きであります。

5月の大腸がん内視鏡オペの後、
1ヶ月くらいは
あとから落ち込んだり、
気力が湧かなくなったり
不安になったりしたのだが
それも徐々におさまり
仕事もそこそこ忙しくなってきたところで
大好きなゴスペルシンガーの来日を知り、
仲間を誘って
昨日ライブを見てきました。

ゼイタクにも、
1st,2ndの2ステージとも見る。

父の末期がんの看取りの間も、
自分の治療の間も、
自分を勇気づけ
時には大泣きさせてくれたものの
一番はゴスペルとダンス。

術後、おそるおそる練習に出て
歌える!というヨロコビを感じられたことも
まだはっきりと記憶に残っている。

今回はそんな日々の中で
勇気づけてくれたいくつかの曲の、作者の来日だった。

思ったよりもポップな舞台で、
バラードの演目より
ノリのいい曲が多かったのでした。

多分、知らない人が見たらゴスペルとは思えないかも…
というカジュアルでラフで(でもテクニックはスゴイ)
エンターテインされたステージで
とても楽しませてもらった。

MCが入るたび、
友人と「HO!!」とか「WOO!!」とか吠えまくりだったし、
ずっと踊りまくりでした。

11時にステージが終わり、
混雑している六本木の街を通って帰ってきた。

こんなふうに、
自分の気持のままに踊ったり歌ったり
楽しんだりを長時間続けても
疲れなかったのは久しぶりだったかもしれない。

この夏も、
友人と会って
話したり飲んだりする機会は多かったけれど
翌日に変な疲れが残ることも
しばしば感じていたので。

おお、大分元気出たんだ、と思った。
夜の街にいても、
友達としゃべっていても
翌日に変な疲れ感がないんだ、と確認できた。

何かを体験しつつ
自分の状態を観察すること、
今までもやってきたけれど、
ああ、もうある時期を抜けたのかな、とちょっぴり感じられた。

もちろん、
昔と同じくらい元気ではないし、
今回は特別な楽しみだったので
イレギュラーと思っているけれど。

でも、
好きなことを通して
それにはっきりと気づけたのが嬉しかった。

今、治療途上の方も
ゆるやかな回復のラインを辿られますよう。
焦らないでいきましょう。
思った以上に時間がかかっても、
焦るとよけいに心身に負担がかかってしまうので。

やけに眠い日々を過ごしたり
だるかったり
やる気が出なかったりするのはつらいけど、
それはなまけているのでもなんでもなくて
身体や心からのサインだったりします。

自分をココロの底から休ませることを許し、
体力がなくてもできる楽しみを取り入れつつ、
泣く日は泣き、
何もできないときはそのままに
回復を待つの、アリですよ!

…と、経験から書いてみますv(^^)v





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by holyqueen | 2009-09-20 00:43 | 日々の雑感。

心地よい疲労感。

週末、
ワークショップをしに関西へ。

初めての場所で、
初めてお会いする方がいる。
回を重ねつつある方もいる。

いずれにしろ、
毎回が初めての体験でもあり、
その日だけの「一期一会」だ。

手がかりになるものは
からだと動きと感覚だけ。
そして感覚を伝えるコトバ。

皆いろいろな日常の片鱗を
カラダの中に携えて来る。

調子がいいときも
悪いときもある。

場がかすかに緊張している。

けれど、
それもありながらの人間であり、
場でもある。

少しずつ動いているうちに
空気が変わって来る。

そこにいる人たちの
身体や顔の表情も変わって来る。

まとわりついていた「殻」や
「重さ」が少しずつ薄くなってゆき、
その人そのままの固有の身体が表れ
そしてエネルギーが
流れ始める。

生きているということは
エネルギーの交流、交感である。

だんだんに、
お互いのエネルギーを感じ、
それが場を作っていく。

そのプロセスに
注意深く立ち会うのが
自分の仕事でもある。

晴の日や雨の日、
辛い日、疲れている日、
いろいろな時がある。

それでも
素材の素晴らしさを活かしてもらうために
さじ加減も毎回変わる。

人それぞれの、
持って生まれた素材を
私はタマシイと呼ぶのだけれど、
それを最大限に生きてもらうためのアレコレや
いろいろな素材が
いろいろな組み合わせで
びっくりするくらい
美しい瞬間や
エネルギーのミキシングを
見せてくれることがある。

それぞれが
それぞれを
生きている。

喜びも、
悩みも、
苦しみも、
生きている証しだ。

そして苦しみは
転ずれば大きな宝になることが
往々にしてあるのだ。


そんな瞬間に
立ち会えることが
本当に嬉しい。


今回も
そんな時間を味合わせていただきました。

この仕事をしていられることが
本当にありがたい。


参加して下さったミナサマに、
感謝。

自分も、
久しぶりに踊りで汗をかき
ダンスってやっぱりすごくいいなあ、
と感じられる時間でした。

いつもは(そして特に昨年は)
この冬のまっただ中が
心身ともに本当に辛かった。

けれど、
こんなふうに変化した自分がいること、
そして幾多の治療を受け止めて
回復してくれた
身体にもあらためて感謝、です。

初期治療中や、
これからオペの方も
今はつらいだろうけれど、
乗り越えたときの
喜びがやってくることを
信じていてほしい。


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by holyqueen | 2009-01-27 01:08 | カラダとスピリチュアリティ

二度目の冬をゆく。

病院へ行く道すがらのいつもの光景。

桜の木はすっかり葉を落とし、
今まで目につかなかった銀杏の木が
黄色い葉を際立たせている。

空気の冷たさで季節の移ろいを感じる。

昨年の冬は
抑うつの嵐に呑みこまれて
それまでやってきた自分の仕事への肯定感がなくなったり
生きている意味が分からなくなったり、
かなり混乱していた。

2度目の冬はやはり違います。

主治医の診察の後、
漢方処方をしてくれるDr.の診察。

調子はどうかと聞かれ、
大分元気になりましたと答えると
「どうやって元気になったの?」と
ツッコミを入れてくれました。

病気になってから
自分の感情や感覚を観察していくときめたこと、
それはとても辛いことでもあるが
合理化はしなかったこと、
書くことで客観化できたり
怒りや悲しみ、やるせない気持の解消に役立ったことなどを話し、
かいつまんで
死と再生の体験のこと、
そして死ぬ前の苦痛は怖いけれど
死ぬこと自体は怖くなくなった、と話す。

自分もDr.に話すとは思っていなかったのですが。

彼女は興味深げ&肯定的にその話を聞いてくれ、
臨死体験の話をいくつかしてくれた。

おお、私のツボではないですか!
私の体験と同じく、
宇宙を飛んでいた、という方もいたとか。


そして
カルテで経過を見ながら
「今までは患者さん然としてたけどね。
ずいぶん変わったのね。
こんなふうに変化する人は珍しいと思う。
ここまでは普通あんまりできないわね。
悟りを開いたみたいな感じなのかな」
と言われた。

悟りとは畏れ多い…
「修行好きなものですから」
と答えたけれど、
起きたことすべてを、
そのプロセスをじっくりと味わう。
ただそれだけのことだったのだ。
辛くはあったが。

Dr.はさらに
患者さんの話を聞くことで
医者が学ばせてもらっているのよ、とおっしゃる。

Dr.とのつきあい方は
その性格にもより
いろいろと作戦を立てなければいけない場合もあるが(笑)
やはりコミュニケーションをきちんととれると
安心感が増すし、気持がいい。
まずは自分の状態をわかりやすく伝えることが大事だと思います。

…こういうDr.ばかりなら
どんなにいいことか…


しかし、1年前の自分とは
本当に違う。
うつ病に限りなく近い状態であったので。

この先どうなるかは分からないが、
それでも
日々のプロセスを
これからも
大切にしていこう、と
改めて感じる。


☆☆☆☆☆☆☆

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by holyqueen | 2008-12-10 20:07 | 術後の心身の変化