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乳がん治療と乳房再建、そしてこの病気からどんなギフトを得るのか?自分の体験を通して、病気とは人にとって何なのかを観察記録していきます。


by holyqueen
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患者の個人情報は誰のもの?

ここからの続きになりますが。

3/6,近くの専門クリニックで大腸内視鏡検査を受けた。
ポリープが二つ見つかり、
ひとつはその場で摘出、
もうひとつは無茎性のため、
入院オペをすすめられた。

乳腺でかかっている現病院で
内科の予約を取り受診したが、
なんとなく腑に落ちない感覚があり、
転院を考え
時々風邪などのときにかかっていた
近所の内科クリニックに相談に行く。
(そこのDr.には以前、内視鏡検査が必要なら
Tノ門病院を紹介できると言われていたのだった)

事情を話すと
すぐに紹介状を書いてくれた。

そして、前回、現病院に持っていった
ポリープの画像を返却してもらおうと
電話をすると、
「こちらで保存すべきものなので返却できません。
かかったクリニックで再度紹介状を書いてもらって下さい」とのこと。

????
現病院でのオペ予約も取り消し、
そこではもう受診しないのに、なぜ?

今週の乳腺外科受診の折に
病院のワーカーさんに相談すると、
彼女がさっそくカルテ室に電話をし、
確認してくれたが
やはり返却できないと言う。

紹介状の宛先に
○○病院○○科と書いてある時点で、
その情報は病院のものになる、
という論理らしい。

…??
私の身体についての情報は
本来私自身に所属すべきものではないのか?

提出した資料は
大腸内視鏡の画像だが、
乳腺受診のときに
電子カルテを確認すると
すでに画像データとしてアップされていた。

なのに、紙媒体を返却してくれないのは
なぜ?
これって如何にもなお役所仕事ではないかしら。

…まったく腑に落ちないというか、
ユーザーのことが考えられていないシステムだな、と思う。

なんだかいろいろな病院をぐるぐるしているままで
なかなか進展がない。
来週、やっと外来を受診するが…

乳房から大腸への転移はないと分かっていても、
やはりまたがんではないか?という不安が出てくるのは
当然のことでもあり、
一時はちょっと落ち込んだ。


もっとシンプルにならないものかな。
治療情報の収集は
患者自身のやるべきことではあるけれど、
治療以外の部分で
手続きが煩雑だったり
時間がかかることは
本当にストレスになる。
現在の日本の医療の中では、
まだまだ患者は弱い立場なのだから。

摘出したポリープは
group4で、
がん一歩手前の状態だった、とのこと。
『4,5くらいの感じ』とも言われた。
さて、もうひとつが
どんな状態やら…



☆☆☆☆☆☆☆

いつも読んでいただいてありがとうございます。
がんのこと、がん治療のこと、
そしてあらゆる病気から得られるギフトについて
もっと多くの方に知ってほしい!ので
ぽちっと押して下さるとさいわいです♪



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by holyqueen | 2009-04-10 17:40 | 病院治療